ダブリング(doubling)とは、英語のdouble(ダブル)の現在分詞であり、数や量、強さなどにおいて「二倍の」とか「ダブルの」などの意味に使われる。
一覧
以下のような様々な分野に使われる。
- 音響
- ディレイによる効果のバリエーションのひとつ。
- ボーカル(楽器個々のパートの場合もある)に厚みを与えるための「ダブリングボーカル」という手法が有る。同じパートを複数回録音しそれらを重ねてミックスすること。
- 繊維産業
- 糸を2本以上縒って一本の糸にする工程を「ねん糸」といい、ダブリングともいう。この工程を行う機械のことダブリングマシンという。
- 医学・生物学
- がん細胞の体積が2倍となるまでにかかる時間を「ダブリングタイム」(倍加時間)という。
- 海運
- 船体修理や強度増のため、鉄板を二重に取り付けることがあるが、その板のことを「ダブリング・プレート」という 。
- 鉱石・宝石
- インクルージョンなどが二重に見えることで、宝石の鑑別に利用される。
- ゲーム
- バックギャモンに使用する、サイコロと同じ6面体を「ダブリングキューブ」という。一般のサイコロと違い、各面には2・4・8・16・32・64の数字が刻まれている。
- チェス・プロブレム(詰めチェス)における駒の動かし方。
- 釣り
- フライ・フィッシングにおけるフライ作成での処理。
関連項目
- ダブル




