玉手屋台(たまでやたい)とは、兵庫県姫路市にある荒川地区の玉手が所有する屋台(山車)である。毎年10月の第3土日に行われる小芋祭り←元は15.16日に練りだされるほか、1989年のシロトピア博、2003年の兵庫県ふれあいフェスティバル、2008年のザ・祭り屋台in姫路において姫路駅前から姫路城三の丸広場において屋台練りが披露された。 太鼓は飾磨の中島に並び播州三太鼓の一つと呼ばれている。
概要
先代玉手屋台は1981年に製作された神輿屋根屋台である。屋根の紋が四面とも三つ巴になっているのが特徴で、狭間彫刻の彫り氏は三代目松本義廣の作。
現屋台は2010年に塩見建築にて新調屋台が制作され、2012年に完成。
現屋台の特徴としては先代と同じく四面に置かれた左三つ巴の紋。他地区に見られない龍天井画は水墨画絵師金澤徹氏が描いたものである。
シデ棒の色は青色。
彫刻
狭間彫刻の場面は『鶴丘八幡宮』『名和長年後醍醐天皇御迎の場』『巴御前奮戦』『巴御前奮戦』である。
屋台新調に伴い狭間彫刻も新調されたが、先代屋台から受け継ぎ同様の場面を用いている。
制作は網干区高田の前田木彫刻。
露盤は『安芸宮島弁財天が真体を現し清盛が威勢を挫く』で、狭間と同じく前田木彫刻にて2010年に制作されたもの。
屋台運行
関連項目
- 播州の秋まつりシリーズ(サンテレビジョン)
- 播州の秋祭り
- 荒川神社
外部リンク
- 屋台文化保存連絡会
- 播州祭り見聞記
- ザ 祭り屋台 in 姫路 2008
- 播州の秋祭り・播磨の秋祭り



