- クルガン州
- ロシア語: Курганская область
クルガン州(クルガンしゅう、Курганская область; Kurgan Oblast)はロシア連邦中南部の州(オーブラスチ)。ウラル連邦管区に含まれる。州都はクルガン。面積ではウラル連邦管区のなかでもっとも小さい。
1943年2月6日に州として設置された。
地理
西シベリア平原の南西部に位置する。州は三角形をしており、その中心に州都クルガンがある。南にカザフスタン共和国と国境を接する。ロシア連邦内では、西にチェリャビンスク州、北にスヴェルドロフスク州、東にチュメニ州と隣り合う。農耕に適した平原が広がり、面積の約5分の1が森林。約3000の湖と約400の河川がある。最大の川はトボリ川。
住民
人口の92%をロシア人が占め、そのほかにタタール人(2%)、バシキール人(1.5%)など。住民の64%が都市に住む。
気候
大陸性の気候で、1月の平均気温は-18 °C、7月の平均気温は 19 °C。年間の降水量は約400mm。
行政区分
政治
州議会は定員33。4年に一度改選される。1997年よりオレグ・アレクセーヴィチ・ボゴモーロフが長年州知事を務めた。現知事はバディム・シュムコフ(2019年就任)。
経済
主な産業は自動車製造、食品加工。農業が盛んで、農耕地は州の面積の60%を越える。シベリア鉄道が通り、ロシアのヨーロッパ側とアジア側の各都市と結ばれている。
標準時
この地域は、エカテリンブルク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC 5時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC 5で夏時間がUTC 6、同年3月から2014年10月までは通年UTC 6であった)
外部リンク
- クルガン州政府公式サイト(ロシア語)
- クルガン州地図(英語)




