剣吉館(けんよしたて)は、青森県三戸郡南部町剣吉にあった日本の城。
概要
八戸根城と三戸城の中間に位置し、馬淵川の東側の丘陵に東西70メートル×南北100メートルの規模で広がり、居館域は大館と小古館の二つに分かれている。現在跡地は、大館は剣吉小学校校地となっている。
沿革
築城時期は不明。戦国時代の城主の北氏は南部家の家老を務め、三戸城の北に屋敷があったので「北殿」と呼ばれた。
天正20年(1592年)の『諸城破却書上』には「糠部郡之内 剣吉 平城 南部左衛門尉 持分」とあり、破却は免れた。
脚注
参考文献
- 児玉幸多、坪井清足『日本城郭大系 第2巻 青森・岩手・秋田』新人物往来社、1980年7月15日。
関連項目
- 日本の城一覧



